一般的にカニとして食べることが多いズワイガニですが、旬は11月から1月ごろになります。
ただ、これはあくまでも日本海で獲れるズワイガニの話で、北海道やオホーツク海で獲れるズワイガニの旬となると春になります。
この場合、3月から5月くらいにかけて食べるのが最もおいしくいただけるのです。

タラバガニの旬は、実は漁獲地によって違ってきます。
蟹の本場といわれる北海道では冬から春にかけてが旬ですが、オホーツク海やアラスカなどではもう少し早い時期の11月から3月が旬となります。

毛ガニは年中獲られているカニになるので年中食べることができますが、国内産で多いのは12月から3月です。
そのため、冬の時期が毛蟹の旬と考えて良いです。

花咲ガニはあまり馴染みがないかもしれませんが、タラバガニと同じヤドカリの仲間です。
漁獲地の根室の地名である「花咲」から名付けられたともいわれる花咲ガニは、日本の近海では根室沖などの限られた海域でしか生息していません。
釧路では3月月15日から7月31日、根室では7月から9月が漁獲期です。これらの時期から、花咲ガニの旬は夏から秋にかけてとなっております。

このように、カニは種類によって旬の季節がだいぶ違ってきます。
何となく「冬」が旬なイメージが有ると思いますが、夏から秋にかけて旬のカニも中にはいます。
カニを美味しくいただくためにも、それぞれのカニの旬を知っておきたいものです。

商品のご到着まで、楽しみにお待ちください。